2011年6月26日日曜日

Doll& Bear Show & Competition 2011

2011年人形とテディベア作品展
2008年6月に「お人形展」のことをブログに書いたけど、3年ぶりに、また人形作品展に行ってみた。入場料は、大人5ドル。コンペ会場と即売会場は、前回より充実した展示で楽しめた。ビスク人形が主だけど、テディベアや、ミニチュア人形も出店している。今年は、傾向が変わって3年前より、ずっと作品も洗練されてきたように思う。

子供の頃、紙や布を使って、お人形を作ったり、絵を描くのに夢中だったことがある。今、自分でお人形を作ろうとか、コレクションしようとかいう気は全く起こらない・・・というより、細かい根気のいる作業が苦手と言うのが本音・・・だけど、お人形を見るのは相変わらず大好きだ。 賞をもらった作品には、*Rose City Porcelain Doll Makers Club の勲章がついている。

今年の傾向?か、人魚や、ヌードが多い。
左は、Birth of Beauty (美女の誕生?)




馬上の美女?







べそをかいた女の子と「もう一緒に遊ばない」と機嫌の悪い男の子 ?








典型的ビスクドール











現代的なキャリアウーマン?











作品展の部屋の奥は展示即売場。売り物のお人形や小物、材料が販売されている。中で目に着いたのが、Doll Art Studio主催のYvonne Sampson さんの出店。教室のプロモーションをしているらしい(下は彼女の教室の作品)。

赤ちゃん3体。涙が光ってリアル。








高さ30センチほどのお人形。手編みのかわいいドレスが50ドルで、お人形込みだと65ドル?って?ことは、お人形は15ドル?って、安くない?!!思わず、衝動買いしたくなった作品。これ手作り一品モノ!買っておけばよかったとちょっぴり後悔。







西と東の違いは??・・・
唯一我が家に飾ってあるお人形。
日本の知り合いの方から頂いた、明治か大正時代?の作品と言われる、高さ10センチほどの小さな日本人形。こうして比べて見ると、西洋人形と日本人形の違いが良く分かる。


大きな青い目の西洋人形に対して、切れ長の目をした憂いを含んだ日本人形は、なんとも、しっとりとして、美しい。やっぱり、日本の、奥ゆかしい美しさ軍配をあげたいと思うのは、身贔屓かな~~??

*Rose City Porcelain Doll Makers Club :ローズシティ(パーマストンノースの愛称)磁器人形作家クラブ

2011年6月23日木曜日

unfilled Tui Beer can

空っぽ Tui 缶ビール




NZでおそらく一番売れてるのは、Tui Beer?ではないかと、思う。別に、美味しいからではなく、いつも安売りされているから(と、独断と偏見で思うから)だ。


最近のNZの物価の高さには、ため息が出るばかりだ。10数年前の物価からすると、物によっては、2倍以上?それでもって、お給料は上がらないんだから、すごく暮らしにくい国になって来た。




というわけで、ビールも、スーパーマーケットで、山積みされた中でたいてい一番安値を付けているTuiBeer 330ml缶12個入りを買ってくることにしている。



この1ケースも、以前は、安売りで10ドルくらいで買えてたのに、昨年10月に消費税が、15%に引き上げられて以来、ナント~ 17~8ドル!!!



先週買ったこの1ダースの中の1缶が、ナ、ナンと!空ッポ!!!



エ~~~?!!何これ~~!!インチキ~~!





底には、凹み傷が一杯。ビール液を充填しないまま機械が蓋をしてしまった?考えてみれば、これってすごく珍しくない???


結局、お店に文句を言わず、プルトップを開けないまま缶を保存しておくことに。



E-Bay のWeird Stuff のオークションに出品したら、高値が付くかも~~???それとも、こんなことよく起こるのかな~~~???

2011年6月6日月曜日

Manawatu International Jazz & Blues Festival 2011

マナワツ国際ジャズ&ブルース・フェスティバル2011

パーマストンノース(Palmerston North)市を中心とするマナワツ地方(Manawatu District)は、1年通して、自治体(city council)と民間組織が
スポンサーとなり、たくさんのイベントが開催される。

6月は、32年間、毎年、クイーンズバースデイ記念日(Queen's Birthday:6月の第1月曜日)3連休の週末に、
ジャズフェスティバルが開催されている。

NZ内外のアーティストが出演する、大人気のこのフェスティバル、今年は、週末だけでなく、5月の28日~29日、および6月1日~6月5日の1週間に渡って開催されることになったそうだ。

パーミー(Palmy:パーマストンノースの愛称)とフィールディング(Fielding:郊外の街)の、カフェ、ホテル、劇場、教会、図書館、など、あちこちで、ライブジャズコンサートが目白押しで、ワクワクだ!でも、全部行くわけにはいかない。行ける時間と場所を良く調べて見ると、結局、行けるのは、昨日、最後の日曜日、グローブシアター(Globe Theatre)の2時から5時まで。

最近お友だちになった日本人のひとり、Takakoさんに誘われ、一緒に行くことに。彼女と、2時前10分にGlobe Theatreで待ち合わせる約束。私は、15分ほど前に劇場に着いたけど、劇場の前の駐車場は、すでに満杯。仕方なく歩いて、向かい側の通りに駐車。

中に入ると丸テーブルとイスが置いてある。見渡すけど、まだ彼女は来ていないようだ。入場料10ドルに、何故か、2ドルの追加料金(surcharge)を徴収された。どうやら、待合室がバーになっているので、その席料?

奥の方、左に会場入り口があるので、覗いてみると、既に半分くらい席が埋まっている。自由席なので、程なく現れたTakakoさんと、早めに席を取りましょう、と、バーで、NZが世界に誇るワイン、ソーヴェニョン・ブラン(Sauvignon Blanc)のグラスワイン(7ドル也)を買って、持ったまま中へ。前列3番目まで、なぜか、ガラ空きなので、前から3列目の真中陣取った。

間もなく、舞台に、楽団が座り準備を始めた時、ドヤドヤと学生?らしき集団が入ってきて、前列の空き全部を占領した。どうやら楽団の仲間?口笛、やいやいの喝采、ヤジで、うるさいこと!

ビッグバンドの演奏は、馴染み深いスタンダードジャズの"Take the A train"で、始まった。私の乏しい楽器の知識から察するに、トロンボーン、アルトサックス、テナーサックス、トランペット、ドラム、ピアノ、ギター、フルートなど、20人余りで構成されたビッグバンド(big band:jazz orchestra)。

NZの著名なアーティストでジャズフェスティバルのディレクターでもあるロジャー・フォックス(Rodger Fox)が指揮者。 ウェリントンから 2つの(
One & Two from New Zealand School of Music Big band)ビッグバンドに、それぞれヴォーカルの女性も加わり、NZのギタリストブルース・フォーマン(Bruce Forman)を迎え、休憩時間10分を挟んで、それぞれ1時間ずつ演奏。会場はいやが上にも盛り上がる。

曲の途中、奏者が、一人一人紹介されて、さわりを少しずつ演奏すると、また、やんやの喝さい。中に、サックスを吹いている日本人?らしいボブスタイルの若い女の子が紹介されたけど、ロジャーの英語の速くて不明瞭な発音で、名前が聞き取れなかった。

ワインも美味しいし、ヴォーカルで、なつかしの”Honeysuckle Rose”も聞けて、大満足!

4時になって10分の休憩時間の後は、地元のManawatu Jazz Club Big Bandの演奏。でも、今夜は、来客があるので、これは、残念ながら割愛して、家路に着くことに。

ア~~、久しぶりにライブのジャズを楽しめて!良かった~v~~v!!!♪♪♪

年間通して、楽しい催しがたくさんあるパーマストンノースは、観光名所は無いけど、住むには、すごく良い所だ、と改めて認識。