2009年2月26日木曜日

Telegraph cucumbers



電柱キューリ
先週新しくできたスーパーマーケットで買ってきた冷麺を食べるのに、キューリも一緒に買ってきた。このNZ産のキューリは、Telegraph cucumber(テレグラフ(電報?)キューカンバー)という名前がついている。でも、どうやら電報ではなく電柱(telegraph pole)のことらしい。電柱のようにまっすぐで大きいから??

この電柱キューリ、きれいに包み込むようにラップで密封してある(写真上)。キューリにも、2種類あって、もうひとつのは小さくて、何も巻いていない。でもこの”電柱キューリ”は、機械でキューリの形に密封ラップにしているので、ナイフで切れ目を入れてラップを取るのも結構大変だ。このテレグラフキューカンバー、皮がツルツルで、とても長くて大きい。今回は、できるだけ小さいのを選んできたけど、これまで見たので一番大きいのは、直径10センチ、長さ50センチくらいはあったように思う。中の種の部分も大きく、種を除くと食べるところがなくなるので、種はできるだけ除かず食べるようにする。

でも、何で密封してるの?仕事柄?疑問が出るとすぐgoogle 検索する。で、telegraph cucumber で検索してみた。すると、good.net.nz と言うサイトに下記の文章があった。やはり、同じ疑問を持った人もいるんだ。以下、概要

”なぜ、キューリを密封ラップしてるんですか?

1.短い種類のキューリは皮が堅く剥かないと食べられません。でも、テレグラフキューカンバーは、皮も柔らかくて食べられるのです。

2.鮮度を保つためにラップしているのです。皮はとても柔らかくデリケートだからです。このキューリ、ヨーロッパでは、ラップ無しで売っていますが、NZのキューリはとても大きいのです。有機栽培野菜を売るお店にも尋ねてみましたが、やはりテレグラフキューカンバーは、鮮度を保つために密封ラップして売っているそうです。もしラップされたものがいやなら、直接生産者から買うか、自分で栽培することです・・・云々。”

とりあえず、久しぶりの冷麺、日本の盛夏に出回るトゲトゲした、新鮮で、長~い美味しいキューリ、ならもっと美味しいだろうな・・と思いながら、思いっきりトッピングを豊かに盛って食べた。 Pretty bloody good!!! (最高に美味し~!)

2009年2月24日火曜日

NZの隅々を旅するの記5-6


10月29日(月)Queenstown ~Fox Glacier
朝、8:00、ニューマンズ・コーチバスでフォックス・グレーシャー(氷河:Fox Glacier)に出発。お昼頃着いて、Lake Matheson Motel というモテルに宿泊。名前からマテ(セ?)ソン湖のそばかと思ったら大間違い。町の中心に程近いところにあるのだが、バス停から歩くにはチョッピリ遠いので、荷物もあることだし、予め迎えに来てくれるよう頼んでおいた。案内されたお部屋は、長屋?風の簡素なロッジの1画。ダイニングキッチンに寝室2部屋。ウェブサイトで見て、とても素敵に見えたので予約したが、実際は、写真とは大違いであまりきれいではない。でも、1泊140ドルで、一人当たり、35ドルだから、バックパッカーに泊まるより安くて良いし、オーナーも送り迎えしてくれたり、あれこれ親切だった。

午後からの時間は、氷河を体験しようと、車を予約してもらいでかけた。氷河は、ちゃんとした山歩きの靴や服装で、プロのガイド付きでないと入れないということだが、眼前に見ることはできるという。氷河の入り口までは、そのずっと手前にある駐車場からかなり歩かねばならないらしい。運転手さんは、駐車場で私たちを降ろすと、2時間くらい後に迎えに来るといってさっさと帰ってしまった。しばらく歩いて、たどり着いた我々の眼前に見えたのは、ねずみ色に汚れた(?)トゲトゲした氷の山(写真上)。白い透明の氷河を想像していた皆は、がっかり。それでも、ちょっとその灰色の氷を触ってみたいと思い近づくと、”危険につきこれ以上入ってはいけない”、と言う立て札。その灰色の氷河を背景に写真を撮ったら、もうすることもなく、すぐ駐車場まで戻った。
そこで、待つこと小1時間(?にも感じた。待つ身は長い?)。やっと戻ってきた、運転手さんにマテソン湖に行きたいと言ったが、また、ずいぶん歩かなければならない、時間がかかる、とか言われ、諦めた。氷河歩きも、マウントクックを湖面に映し、鏡のように美しいと言われているマテ(セ?)ソン湖(Lake Matheson)散策も、山登りできる装備(借りることもできるらしい)をして、2~3日泊まるつもりで計画しなければ無理ということ。
あきらめて、町へ戻り、カフェで夕食。ウェストコースト(Greymouth)の地ビール、Montheith's Beer が美味しかった。

2009年2月22日日曜日

新しいスーパーマーケット


Fresh Central
パーミーに、新しいスーパーマーケットが2月18日(水)オープンした。その名も、フレッシュ・セントラル。新鮮な野菜から加工食品、普通のマーケットに無い、美味しい、品質の良い食品類、を置いている、という新聞やチラシでの宣伝効果は大きい。好奇心一杯で、昨日、土曜日午前中、さっそく見に行ってみた。

場所は、中心街に近いグレイ通り(Grey Street)にあり、スペイツのビアホール(Speight's Ale House) の隣。広い駐車場には、小雨の中、既にたくさんの車が駐車している。明るい店内に入ってみると、入り口から全体が見渡せるほどの小規模マーケットで、ちょうど福岡の百道にあるボン・ラパス程度のチョッピリ高級マーケットといったところ?

入り口に近い野菜売り場から見て歩く。枝についたままの真っ赤なトマトがとても新鮮そうで美味しそう!値段も安い!1キロ4.5ドル。値段は、いつも行くスーパーと変わらないけど、とてもきれい。堅いのから選んで、7~8個備え付けのプラスティックの袋に入れる。お肉売り場では、好みに肉をカットしてくれると言う。ビーフをシャブ用に切ってもらおうかと一瞬思ったが、以前、近所のお肉屋さん(butcher)で薄いスライス肉にしてと頼んだら、薄切りには程遠い厚切りで、結局煮込み料理にしたことを思い出し、やめた。日本食品コーナーも少しあり、いつも行くアジア食品のお店(Davis Trading)に置いてない製品もいくつかあった。なつかしの冷麺のレトルトがあったので、ちょっと高いけど(5.50ドル:現在1ドル50円くらい)食べたい誘惑に負けて買った。それに、味醂(福泉の味りん風調味料)。本味りんではないけど、ここではタカラ本味りんとか、手には入らない?んだから贅沢は言ってられない。魚売り場は、変わり映えしない、だらりとした大きな白身魚の切り身が置いてあるだけで、値段も高いし、がっかり。お惣菜?売り場のガラスケースに、私の好きなサンドライトマト(sun dried tomato:日干しトマト)が、量り売りで、セミドライからドライまで3種類置いてある。いつも、瓶詰めでしか見たことなかったので、これは今度買ってみよう、と言う気になる。

うろうろしていたら、お店の真ん中辺りで、お隣のマイクとカイリ夫妻にばったり。やはり、新聞の2面を使っての宣伝効果は大きいようだ。彼らも新しいお店ができたので、好奇心で見に来たそうだ。でも、もう少し、ここにしかないという、特徴を出さないと、すぐ客足は遠のくに違いない。今日の私の評価は、星3つ。

2009年2月19日木曜日

NZの隅々を旅するの記5-5

                  (Monkey Puzzle Tree)
10月28日(日)Queenstown
三姉は、「ここまで来て、世界遺産のミルフォードサウンドを見ない手はない。」と、昨日ミルフォードサウンドクルーズツアーに申し込み、果敢にもひとりで朝早くツアーバスで出かけた。他の3人は、のんびりタウンを散策。ワカティプ湖畔をタウンセンターまで歩き、ウィンドーショッピングしながら街の先端にあるワカティプ湖に突き出た半島に。ここは、市民の憩いの場になっている公園(Queenstown Gardens)だ。池の周りは、桜が満開。桜の木の向こうには何とも不思議な枝の大木が・・・名札にモンキーパズル・ツリー(写真:Monkey Puzzle Tree:モンキーが”はて?どうやって登ったものやら?”と悩む樹だとか?)と書いている。NZ原産ではない (チリ原産とか) らしいが、NZは、何でも樹が大きく育つ。他にも、「あの木何の樹」?みたいな樹など、緑豊かで、湖畔をぐるりと歩いて散策すると空気も美味しく感じる。

クイーンズタウンは、街の中心に素敵なお店がたくさんあり、小さくまとまっているので、歩いてウィンドーショッピングするにはちょうどいい。公園から戻り道、あちこちウィンドーショッピングしているうちに入ったニットのお店で、NZ産の羊毛で編んだ生成りのジャケットが目に付いて、手に取って見ていたら、長姉が「ガイドのお礼に」、と買ってくれた。自分じゃ手の出ない値段だったのでう・れ・し・い!!!肌寒いので、早速着て歩く。その後、スカイラインゴンドラに乗ってスカイライン展望台からワカティプ湖と周りの冠雪の山々、街を望む。夏に来た時、茶色の禿山でお世辞にもきれいとは言いがたかった山々が、積雪で白く美しい。

ミルフォードサウンドツアーから戻った三姉は、しきりに「素晴らしかったよ!!行けばよかったのに!!」と長姉に言っていた。夜は、ホテルの屋上のレストランで食事。夕日が赤く映る山肌を眺めながらのディナーはなかなかのものだ。

2009年2月16日月曜日

NZの隅々を旅するの記5-4

                 (Lake Pukaki:プカキ湖)
10月27日(土) CHC~Mt. Cook~Queenstown
朝、7:15発のニューマンズ(Newmans)コーチバスで、クック山(Mt. Cook)経由でクイーンズタウン(Queenstown)へ。バスの出発間際に姉が、貴重品を入れたウェストポーチをホテルに忘れたことに気付き、あわててフロントに鍵を借り、ホテルに戻る。あちこち探して、やっと見つけたところがベッドの枕の下。どうやら、用心のために、枕の下に置いて寝て、すっかり朝忘れてしまったらしい。ホテルがバス亭の隣の隣くらいにあったので、どうにか間に合って大助かりだった。

Queenstown までのコースは、10年前と同じ。善き羊飼いの教会など、写真停車、トイレ停車をしながら、Mt. Cook のふもとのハーミテージホテルでランチ休憩。2003年に来た時から比べると、善き羊飼いの教会のテカポ湖(Lake Tekapo)近辺は、たくさん別荘や民家、ホテルが建って、すっかり賑やかになっていたので驚いた。マウントクックに行く途中のプカキ湖(Lake Pukaki)のミルキーグリーンの美しい色(*上記写真は、バスの中から撮ったもので曇り空で本当の色が出てなくて残念)に長姉は、すっかり感動しそれからどこへ行ってもLake Pukaki の載っている絵葉書を探すが、なかなか本物に近い色の出たハガキが手に入らず不満だったようだ。ハーミテージホテルも、増設改装してますます大規模になっていく。この辺は、旅行者が一度は必ず訪れる観光ルートのメッカだからだろう。特に、日本人には一番人気コースらしい。ランチ休憩の後、再びバスに乗り、同じルートをたどりながら、クイーンズタウンへ向かう。途中、羊ならぬ、牛の群れに道路を塞がれしばし立ち往生。

クイーンズタウンに着いてホテルに落ち着く。今回、ホテルは、ワカティプ湖(Lake Wakatipu)の真ん前のリッジズ・レイクランドリゾート(Ridges Lakeland Resort QT)。2泊するので少しは、街を楽しめる。夕食は、観光客に人気のシーフードレストラン、”ボードウォーク”。日本人に人気のレストランらしく、後のテーブルから日本語の会話が聞こえてくる。4人でシーフードをあれこれ頼み、シェアして味わってみる。味は、マアマアこんなものでしょ。

2009年2月11日水曜日

NZの隅々を旅するの記5-3

          (モナヴェイル邸の一部とエイヴォン川)

10月26日(金)CHC市内観光
今日は、クレイグさんに2時間の市内観光巡りをしてもらうことにした。以前、雨で前を素通りしたモナ・ヴェイル邸(Mona Vale)をゆっくり散策。ここは、1900年初頭に建てられた豪邸で、広大な素晴らしい庭園と当時の面影を残す建物があり、一部レストランとして経営され結婚式場としても人気のところだ。ここからエイヴォン川のパンティングライド(ゴンドラで川下り)ができるので、時間があれば街の中心を流れるエイヴォン川下りを楽しむのもお薦め。エイヴォン川は、写真で見ると大きく見えるが、実際はとても狭い浅い流れで、ヴェニスのゴンドラ遊びを想像すると少々がっかりするかも?
その後、個人のお宅のお庭拝見。彼と、契約しているお家で、CHC で盛んな花壇のコンペで優賞したことがある家らしい。あまり広くないお庭だったが、さすがによく手入れされていて美しい。お庭の写真も売っている。

午後は、クレイグさんと別れてまた市内をブラブラ。円をドルに交換しようと、あちこち私設の交換所を見て周る。お店によってかなり交換レートが違うので、1円でも安い所を探す。たいてい銀行より少し安くして交換してくれるので、まず銀行のレートを調べてから交換所に行くと良いようだ。この時のレートは、80円から85円くらい。(*今現在、NZドルは、50円前後だから、NZに旅行する人は今、円を少しNZドルに交換しておくのも良いかもしれない。)

2009年2月9日月曜日

最東端の初日の出


Gisborneの初日の出

昨年12月19日から今年の1月6日まで北島の東南部を旅行し、12月30日から1月2日まで、地球で最も東にある国の一つ、NZのその最東端の街、ギズボーン(Gisborne)に泊まりました。トンガなど、南太平洋の小さな島々を除いては、世界で最初に初日の出を見ることができる街です。今回の旅行記ブログは、いつ載せることができるかわからないので、新鮮味を失わないよう(ちょっと遅すぎ?)初日の出の写真だけ先に公開します。どこから見てもお日様は同じだけど・・・チョッピリ先んじて見たお日様はやっぱり格別の感動がありました。日の出は5時48分(日本時間01:48)頃でした。スライドショーで見てください

2009年2月7日土曜日

Today is a Gift

お葬式
知人が、今週の火曜日亡くなった。特に親しいわけではなかったが、生前の彼の暖かい人柄が好きだったので、今日土曜日、お葬式に参列させてもらった。彼と最後に会ったのは、昨年12月の初めだったが、悪性の皮膚癌(melanoma:メラノーマ:黒色腫) だということで、首に、むち打ち症の時はめるような白いサポーターをしていた。体中に癌細胞が広がり、骨がもろくなり、首も、支えがなくては危険なのだと聞いた。南極上空のオゾンホールは大きく、NZは紫外線が強くて皮膚癌が多いと聞く。式次第には、1956年生まれとしてあったので、まだ52歳の若さだ。癌の進行も速かったに違いない。式は、特にクリスチャンでないのだろう、教会ではなく、こじんまりとしたTERRACEHAVEN(「安息の地」の意味)と言う葬式場で行われた。

こちらのお葬式の服装規範(dress code)はどんなものかと友人に聞くと、特に決まりはなく、ごく普通でいいとのこと。どちらにしろ喪服は持っていないので、私は、グレー系統の地味な色のトップと地味な柄のスカートに黒のシューズ黒のバッグで行った。式場に着いて周りを見ると、なるほど、全く服装など気にしなくていいということが良く分かった。黒っぽい色のきちんとした服装をした人は、ごく少数で、中に、キンキラの派手なアクセサリーをジャラジャラつけて、真っ赤な光るバッグを持った女性を見た時はさすがにびっくりしたが、花柄のブラウスの女性、Tシャツにバミューダパンツ、サンダルの男女、ジーンズにスニーカー、赤い幅広ベルトをしたワンピース、タンクトップの女性・・・などなど、まるでちょっとそこのスーパーまで買い物、といった感じで、実に自由でカジュアルな参列者だ。

入り口の小さなテーブルに無造作に置いてある小さなノートにサインをすると、そばに立っていた男性が式次第をくれた。受付らしきものは何もない。つまり、お香典や花束を捧げる習慣はないのだ。祭壇らしきテーブルの上の花器に花(造花?)が飾ってあるだけで、他に花輪や花束など、どこにもない。あとは、正面につるされた大画面に故人の写真が映し出されているだけだ。

日本は、元々は互助の意味があったのだろうけど、お香典を持っていき、遺族は、その金額に応じてお香典返しをすると言う何ともややこしい慣習がある。その点、NZのお葬式は、もらったり返したりしなくていいからすごくシンプルでいい。カジュアルな服装というのも、お葬式は、故人がこの世での役割を終え、永遠の命と平安を得る門出のお祝い(celebration) という考え方からすれば、暗い服装をするより、故人も喜ぶということだろう。

故人の友人、親戚、子供たちが思い出を語り、笑いを、あるいは嗚咽をさそう。その中で、彼の3人の息子のひとりが、私が好きな言葉、"Yesterday is history. Tomorrow is a mystery. Today is a gift. That's why it's called the present." (昨日は、歴史(過去)。明日は、ミステリー(謎)。今日は、贈り物、だから人はこれをプレゼント(「現在」、と「贈り物」の両方の意味)と言う:エレノア・ルーズベルトの言葉とされる) を引用して語った時は、胸に迫るものがあった。父親と過ごした一日一日、一瞬一瞬がどんなに大切なものであったか、心にキューンと沁みる家族愛を感じ涙腺が熱くなった。

一日、一瞬、を感謝して生きなければ、と改めて感じさせられた一日だった。

2009年2月5日木曜日

NZの隅々を旅するの記5-2

          ( カイコウラの海の幸:採れたてアワビにウニ)
10月25日(木)カイコウラ(1day tour to Kaikoura)
クレイグ(Creig)さんの8人乗りバンで、カイコウラへ。途中、要所要所で、写真撮影停車しては、あれこれ得意?の日本語で説明してくれる。途中すごいスピードで飛ばしている時(といっても100キロだが)小鳥が、窓に吸い込まれるようにゴツンとぶつかって・・憐れ、あの世逝きとなったようだ。道路のあちこちに、こんな小鳥たちや、動物の屍骸がころがっている、その一因になってちょっとしんみり。

カイコウラでは、彼が海に潜っている間、我々は、小さな商店街の通りをウィンドーショッピング。お腹がぐるぐる鳴り出した頃、Craigさんが、アワビやウニや、サザエ(?らしきもの)を取って戻ってきた。車からあれこれ7つ道具を出して、野外用テーブルセッティング。持参のプロパンガスの上で、途中で買ってきた新鮮なアスパラガスと一緒にアワビをバタ焼き。久しぶりのアワビ!!日本で食べるのとは違って、大きいし、大味だけど、美味しい~!!その他、彼のお手製のマフィンやサラダ。ウニもすごくでかくて、味もイマイチ大味だったが、この国では、自分で海に潜って取って来ない限り、なかなか手に入らないウニやアワビを刺身でも味わうことができて大満足。もちろん、日本人向けに、お醤油もワサビもちゃんと準備してくれている。

おなかも一杯になり、海岸を散策。岩だらけの海岸でオットセイ(fur seals)があちこちで白昼夢をむさぼっている。近づいても人馴れしているのか逃げもしない。ふと見ると岩の間に、大きな昆布?がゆらりゆらり、群生している。これが昆布なら、干したらすごく立派な出し昆布になるのに・・・誰も取らないならこれ日本に輸出したら?とか、つい思ってしまう。クレイグさんにそう言ったら、環境問題とか、色々、NZは規制が厳しいからそうもいかないらしい。

のんびりした1日ツアーも終わり、またクレイグさんの運転する車で5人でおしゃべりしているうちに、いつの間にやらクライストチャーチ。明日の半日観光を、彼にまたお願いして、ホテルへ。

2009年2月3日火曜日

NZの隅々を旅するの記5-1

           (トラムカーレストラン)


            かしまし4姉妹南島の旅

10月24日(水)CHC 市内
NZ初体験の姉二人とすっかりNZベテラン?の姉、それに私が加わってにぎやかでかしましい旅は、クライストチャーチ(以後、CHCと省略)を基点に始まった。成田空港経由NZ航空で来た姉3人と私は(パーマストン・ノース(Palmerston North (以後、Palmy)から国内線で)、CHC 国際空港で落ち合った。オークランド(AKL)空港と違い、CHC 空港は、国内線と国際線が同じビルの中にあるので便利だ。4人という人数は、乗り物やホテルなど、利用しやすく経済的だ。空港前でタクシーとシャトルバスが、競争して自分の方が安いと声をかけてくる。シャトルバスは、一人10ドル位だから、4人だとタクシーでも多分同じくらいの値段になるだろう。結局、4人で35ドルと言ったシャトルバスに乗り込み市内のホテルへ。

午前中なのでまだチェックインには間があり、荷物をホテルのロビーに預けて街の中に繰り出す。アートセンター植物園アートギャラりーを見て周り、エイボン川のほとりのカフェで軽いランチをし、大聖堂の近くで、明日遠出するために観光ガイドをしてくれるクレイグ・ローム( Craig Rome)さんと会って、旅程と値段の商談。2003年の旅行で車で観光ガイドをしてくれたJackさんとは、それっきり連絡が取れず、新たにインターネットで見つけた CAN NZ Tour のクレイグさんに予約し、観光案内をしてもらうことにした。今回は、カイコウラ(Kaikoura)に行って、彼が海にもぐってアワビやウニなど取ってきて、それを料理して食べさせてくれるというプランだ。希望であれば彼の家でディナーもできるという。Jackさんと比べて、値段(今回4人で795ドル)がかなり高いが内容的に充実したプランで、クレイグさんは日本滞在経験が長いので日本語はなかなかのものだし、日本人観光客にとても人気らしい。予算にゆとりがあればお薦め。商談成立し、ホテルへ。ホテルは、大聖堂の裏に2~3分歩いたとても便利な場所にある。例のごとく、NZベテラン姉の要望でアパート式のホテル(Quest Hotel)だ。

夜は、全て初体験の姉ふたりのために、またトラムカーレストランを予約しておいた。トラムカーの出発到着地点は、以前、大聖堂前からだったのが、私たちが泊まるホテルの真ん前に変わっていた。レールをはさんで両側にはレストランやホテルのある商店街になっている。4年前、このあたりは工事中だったのに何という変わり様。少しおしゃれをして、7時20分、ホテルの前のトラムカーに乗り込む。今回、アラカルトは駄目ということで、皆、フルコースを頼まなければならない。それぞれ、コース料理を頼みグラスワインとグラスビールを1杯ずつ。締めて、313ドル也。(今回も食べ物の写真を撮ることは忘れて)食べておしゃべりに花が咲いた。デザートの前に、ちょうど我々のホテルの前で途中停車して写真休憩まで取ってくれる。観光化したものだ。せっかくだから、運転手のサンタみたいなおひげのおじさんと一緒に記念撮影。食事が済んだら、ホテルの目の前で降ろしてくれるからまるで専用レストラン。


ホテルのお部屋は、フロントのある本館から少し離れた別館にあり、入り口もカードを差し込んで開くようになっている。お部屋もカード式キーなので、忘れて出たら大変だ。このアパート式ホテルは、2ベッドルーム(ツインとクイーンベッド)に、広いリビング兼ダイニングルーム、バスルームが付いて1泊254ドル。一人当たり、60ドル(約5400円:当時1NZドル85円くらいだったので)。普通のホテルのツインルームを2つ予約するのと値段的には変わらないが、一緒にお部屋で食事をしたりおしゃべりしたりくつろげるので姉たちは大気に入り。しばらくぶりで会った姉たちと、夜遅くまでおしゃべりに花が咲いた。

2009年2月1日日曜日

NZの隅々を旅するの記5-序章

新年おめでとうございます。というのも変?な、2月になってしまいましたが、ブログ再開します。すっかり忘れられて誰も見てくれてないかもだけど・・・とにかく、溜まった旅行記から書き始めます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

南島の旅 プラン
2007年10月23日(火)~11月6日(火)の15日間、私にとっては3度目、次姉には2度目の南島の旅をする機会が訪れた。今回は、日本からの姉3人をガイドしての旅だ。4姉妹の旅、さぞかし、かしましいに違いない。
旅程
10月23日 成田発NZ90 18:15

10月24日  CHC着
10月25日 Kaikoura
10月26日 CHC市内観光 
10月27日 Mt. Cook~Queenstown
10月28日 Queenstown
10月29日 Fox Glacier
10月30日 Punakaiki
10月31日 Tranz Alpineで CHCへ
11月 1日  Palmerston Northへ
11月 2日~5日  Palmy滞在
11月 6日  Palmy ~Auckland ~成田